国土交通省は、7月28日より賃貸住宅管理業法に基づく事業者の登録が始まり、全国385事業者が、同法に基づく「賃貸住宅管理業者」として新たに登録された。
事業者の登録には、原則として「電子申請」を利用することとなっており、7月30日時点で7割以上の登録申請に、電子申請が活用されている。
また、登録事業者の事務所に配置が義務付けられている「業務管理者」に必要な講習にはeラーニングを導入し、5月の開始から約2か月で、4万人を超える方から受講の申し込みがあった。
なお、業務管理者になるための「登録試験(新・賃貸不動産経営管理士試験)」の初回試験を11月に実施し、その受験申込を8月16日から開始する。
上記の詳細については、以下のとおり。
1.賃貸住宅管理業者の登録状況(令和3年7月30日時点)
登録事業者 合計 385事業者 うち 電子申請 280事業者(約73%)
郵送申請 105事業者(約27%)
2.業務管理者に必要なeラーニング講習の受講申込状況(令和3年7月25日時点)
受講申込者数 合計 40,754名(令和3年5月開始)
うち ①移行講習の申込者数(旧賃貸不動産経営管理士が対象)35,342名(旧資格保持者の約45%)
②指定講習の申込者数(宅地建物取引士が対象)5,412名
3.初回の登録試験(新・賃貸不動産経営管理士試験)のスケジュール
受験申込期間 令和3年8月16日(月)~令和3年9月24日(金)
試験実施日 令和3年11月21日(日)