「安心R住宅」制度 特定既存住宅情報提供事業者団体に全宅連が登録
全宅連
今秋の運用開始を予定しております国土交通省の告示による「安心R住宅」制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)につきまして、事業者団体として平成30年8月27日付けで登録を受けましたので、ご報告申し上げます。
安心R住宅制度は、「不安」や「汚い」といった中古住宅のマイナスイメージを払拭し、既存住宅の流通促進を図るため、国交省がスタートさせた制度です。
具体的には、耐震性があること、既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合していること等の基準に適合した既存住宅に対して、国交省に登録した事業者団体が標章(安心R住宅)を付与するしくみです。
◆安心R住宅の標章を利用するための主な要件◆
(1)標章を利用しようとする者は、全宅連に「特定構成員」の登録をし、標章使用の許諾を得ること(登録をするには、各社に責任者を配置し全宅連の定める研修の受講が必要です)
(2)標章を使用する住宅が以下の要件を満たしていること
①耐震基準を満たしている
②既存住宅売買瑕疵担保保険(宅建業者売主用)の検査基準に適合し、当該保険に加入する
③全宅連が定めるリフォーム基準にもとづき、リフォームを行う
④その他住宅に係る情報を提供する
(3)特定構成員の登録をした会員業者が中古住宅を買い取り、上記(2)の要件を満たしたうえで、消費者に販売する場合(いわゆる買取再販)の広告に標章を利用するものであること
安心R住宅の標章使用に係る詳細な規定を今後公表いたします。
これらの規定に違反したり、全宅連の許諾を得ずに無断で標章を利用した場合には、罰則の対象になりますので、くれぐれもご注意ください。
特定構成員の登録手続き、研修の方法等、詳細が決まりしだいご案内いたします。
※今後の制度の詳細については、9月を目途に安心R住宅事業サイトを公開予定です。
2018.08.27