中古住宅・空き家フォーラムが開催されました
全宅連
平成28年5月18日、東京都港区のニッショーホールにおいて、中古住宅・空き家フォーラム実行委員会による『中古住宅・空き家フォーラム~宅建業法改正でストック活用に新潮流~』が開催されました。
主催者を代表して当実行委員長である全宅連・全宅保証の伊藤会長よりストック活用における宅建業者の果たす役割の重要性についての挨拶がなされ、続いて、石井啓一国土交通大臣より、宅建業法改正に向けた諸施策についての挨拶、さらに、自由民主党の金子一義住宅土地・都市政策調査会長より既存住宅流通活性化対策について挨拶をいただきました。
その後、株式会社日本総合研究所理事長の高橋進氏より「今後の日本経済と中古住宅流通市場」と題した基調講演、国土交通省土地・建設産業局長の谷脇暁氏より、不動産流通政策の展望についての講演がありました。
引き続き行われたパネルディスカッションでは、「中古住宅市場活性化と空き家活用による地域再生」をテーマに、パネリストとしてリニュアル仲介㈱代表取締役の西生建氏、横浜市立大学教授の齊藤広子氏、独立行政法人住宅金融支援機構理事の望月久美子氏、㈱リクルート住まい研究所所長の宗健氏、コーディネターの住宅新報社論説主幹の本多信博氏をお迎えして、それぞれの立場から活発な議論がなされ、総括として「日本の再生は地域の再生」無くしてなり得ないとまとめられました。
最後に、当実行副委員長である(公社)全日本不動産協会の原嶋理事長より閉会挨拶がなされ、成功裏に幕を閉じました。
2016.05.18